青空社
和歌山で今話題の帽子クリエイターであるubupuphさん。
実店舗にてポップアップをしていただくにあたり、オンラインショップでもその魅力をお届けします。
まずはubupuphさんのプロフィールから。
ubupuph(ウブプフ)
紡ぐ_織る_染める_縫う。土に還る伝統的素材、廃棄予定の素材のアップサイクル。
面白い素材。私の感性と手から。
それでは今回青空社で販売していただく帽子をメインに、ubupuphさんのこだわりをご紹介いたします。
できるだけ新しいものを買わずに作る アップサイクルなものづくり
アップサイクルとは、「本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生すること」。
廃棄予定だったサンプル生地や古布を回収し、捨てられるものにubupuphさんが命を宿します。
縫い糸にも縫製工場の残糸を使い、環境への配慮だけに限らず、その残布や残糸との出会いを楽しまれています。
素敵なデザインの帽子を身につけることで、自然とSDGsに貢献する事ができるのです。
なるべく和歌山のものでつくる1:中野メリヤスのクラフトファー
一般的にフェイクファーと呼ばれている、自然の毛皮に似せて作った模造のファーですが、そちらにもこだわりが。
ubupuphさんは、和歌山県橋本市にある中野メリヤスさんの「クラフトファー」を使用しています。
中野メリヤスさんのクラフトファーとは、
「動物の毛皮を模倣するというレベルを超えて、高野口発の伝統技術「再織」を起源とした高野口パイルをベースにつくられる生地素材。高野口にしか残存しない特殊な編み機と熟練の職人達の技術が結集した、機能性と美しさを兼ね備えたファー素材。
「クラフトファー」決してフェイクではないその価値。その価値を伝えていくため 新しい呼称として「クラフトファー」と名付けました。」(中野メリヤスHPより一部転載)とのこと。
持続可能な世界を目指す中野メリヤスさんと、ubupuphさんのSDGsな想いが合わさります。
なるべく和歌山のものでつくる2:丸和ニット
丸和ニットさんも和歌山県和歌山市にあるニットメーカー。
ubupuphさんの作品にはたくさん丸和ニットさんのニットが使われています。それも廃棄される予定だったサンプル生地をアップサイクルして、捨てられるものに命を宿します。
「丸和ニットには多くのスタッフが携わることで、丸和ニット品質を生み出しています。優れた品質は優れた機械はもちろんのこと、人の手や経験によるところが大きいと我々は考えます。
機械に糸を通す工程や機械のわずかな調子を見極めて最適なチューニングをしたり、仕上がった生地を指先や目でチェックし不具合を見つけ直したり…。生地をつくるためにはそれぞれのスペシャリストが必要不可欠です。
丸和ニットの「Made in Japan Quality.」は私たちが自信を持って作ったものです。」(丸和ニットHPより一部転載)
丸和ニットさんの丁寧な想いが込められたニット生地が、ubupuphさんの作品をより惹き立てています。
帽子一つ一つに物語がある
↑上:ubupuph/ベレー デニム 下:ubupuph/ベレー 鉄媒染
一から手織り機で織った生地を使ったり。
特別な染めの技術を使い、生地を染めたり。
ubupuphさんオリジナルのパターンで丁寧に縫製されていたり。
聞けば聞くほど、帽子一つ一つに物語があることがわかります。
青空社でのポップアップ期間中には在店される機会もありますので、ぜひ一つ一つの物語をお聞きになってくださいね。素敵な想いが込められた作品であることが分かることと思います。
ぜひ実店舗でのポップアップも合わせてお楽しみくださいね♪
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UBUPUPH POP UP STORE
2024.1.8〜1.28
●ubupuphさんの在店日はSNSでご確認ください。
※オンラインショップでの販売も同期間となりますので、期間中ぜひお楽しみください。